こがね日誌

大阪市立大学ポケモンサークル こがね の活動報告ブログです。

ポケモンカード XY9環境の悪デッキについて

おはようございます。記事を書くのは久し振りです。へにです。

試験前って色々なモチベーションが向上しますよね。部屋の掃除とか。
普段は書き物のモチベなど皆無の僕ですが、ふとポケモンカードについて書いてみました。

 
ポケカ上級者でも無いのですが、上級者まがいの考察をしてみました。
XY9、破天の怒り発売時点のXYレギュレーション(スタンダードデッキ)における、イベルタル入り悪デッキについての考察です。
…ポケキュン?何のことです?

ダークライEX、ピーピーマックス等が登場し、オーロットに有利であることから更に勢いを増した悪デッキですが、その系統を分類してみました。


ダークライEXメイン
イベルタル(Y30)やピーピーマックス等でエネルギーを加速し、ダークライEXの「あくのはどう」の打点を用意するタイプのデッキ。場合によってはカラマネロEXの特性「きょうりょくさいみん」で眠らせ、ダークライEXの「ダークヘッド」で殴る。
あくのはどうの打点やピーピーマックスのため、ダブル無色エネルギーを減らし基本悪エネルギーを優先する傾向にある。
状況に応じてちからのハチマキか闘魂のまわしを選ぶため、両方採用されることが多い。

ダ ブル無色エネルギーをあまり採用しないため、ゾロアーク(XY8)やエルレイドとは相性が悪い。スリーパーの特性「グッナイベイビー」とゾロアークの特性 「なりかわる」を生かし、ダークヘッドをメインとする系統もあるが、打点の割に必要な要素が多い上、特性に依存しすぎているためオカルトマニアに弱く、難 しい。

速度、打点は優秀で、MジュカインEXをきぜつさせられる220打点も出せる。またきょうりょくさいみんによるワンチャンもあり、強力。
反面闘デッキには非常に弱い。ガブリアス等環境には闘デッキも多く、シャドーサークル程度ではどうにもならない。当たり運も重要になってくる系統と言える。


ゾロアーク(XY8)メイン
特性「なりかわる」と技「マインドジャック」による単体性能が非常に高い、ゾロアークをメインにしたデッキ。エネルギーの拘束が緩いゾロアークは様々なデッキに採用されるが、ここでは悪タイプをメインに考えるとする。
進化までの壁兼エネルギー加速のイベルタル(Y30)の他、汎用アタッカーとしてイベルタルEXが採用されることも多い。ゾロアークBREAKも採用されるが、腐ることも多いためあくまでメインはゾロアークである。
相性補完に優れ、同じくダブル無色エネルギーで動くことができるエルレイドと組み合わせたデッキも有名だが、イベルタル入りの悪デッキと呼べるかは怪しい。
道具は打点強化のちからのハチマキの他、特性との相性が良いかるいし等が採用される。
マインドジャックを生かすため、ターゲットホイッスルが採用されることもある。打点強化の他、トラッシュのシェイミEXを何度もきぜつさせられる等、使い方次第で鬼の様な性能を発揮する。

ベンチを並べるデッキには非常に強い。相手はシェイミEXを無闇にトラッシュ出来ず、ベンチも増やし辛いため立ち回りを制限される。打点は相手の影響が大きく安定はしないが、ターゲットホイッスルである程度カバー可能。極めて攻撃的なデッキである。
しかし①同様闘デッキは厳しい。特に非EXポケモンでありながらガブリアスに弱いのは致命的である。


エルレイド添え
イ ベルタル(Y30、XY8)やイベルタルEXで立ち回りながら、マツブサの隠し玉でエルレイドを出すタイプのデッキ。イベルタルに強い雷タイプのポケモンエルレイドで抑制し、エルレイドに強い超タイプのポケモンにはイベルタルが有利である。またエルレイドの特性「さきよみ」も非常に強力で、中盤以降の事 故率を格段に下げることができる。
マツブサの発動のため、バトルコンプレッサーやバトルサーチャーを多めに採用する。道具はちからのハチマキより闘魂のまわしを優先することが多い。

他の悪デッキと比較すれば、やや守り寄りの系統である。圧倒的に有利な相手は少ないが、代わりに殆どのデッキに対してそつなく戦える。
また、闘デッキに強いことも特徴。ガブリアスにはエルレイドが強く、闘抵抗を持ったイベルタルEXがメインのため弱点を突かれる心配もない。
総じて打点が抑え気味であるため、MジュカインEXはやや厳しい。



今回は大きく3つに分類して考察しましたが、どの系統も不利な相手が環境に一定数存在し、一概にどれが優れているとは言えません。結局のところ、様々なデッキが混在する現在の環境が素晴らしいのではないでしょうか。
長くなりましたがこれで考察を終わります。こんなよく分からない記事を最後まで読んで頂いてありがとうございました!

執筆:へに